天ぷらや揚げ物など油を使った料理は後片付けが面倒だなと感じている人、いませんか?
市販の凝固剤を買うのもお金がかかるし、手間もかかります。そんな中、最近、松山市内のスーパーでも時々目にするようになった「使用済み天ぷら油回収します」の文字!実は、使用済み天ぷら油を回収してバイオディーゼル燃料に再生させる動きが県内でも広がってきています。
今回は、そのプロジェクトを推進している会社に注目しました。
2007年5月設立。
使用済み天ぷら油を回収し、バイオディーゼル燃料に再生させる「日本油田化プロジェクト」を推進。
現在、環境関連機器を製造している(株)ダイキアクシスとタッグを組み、企業や一般家庭から集めた油の処理を委託精製。精製後の油はバイオディーゼル燃料としてディーゼル車に利用されている。

■所在地 
〒791-8026 松山市山西町638番23
TEL 089-977-2064 
HP http://www.ecobio.co.jp/
日本国内で消費される食用油は年間約250万トン。
そのうち回収されて、リサイクルされるのは推定約45万トンとされています。
その約8割が飼料用で、燃料に再生される割合は10%に及びません。
ゴミとして捨てられているものや、飼料用として再生される廃食油をディーゼル燃料に再生すれば、都市は油田と化します。そして、使用済みの天ぷら油から精製したバイオディーゼル燃料の利用率が増えると、軽油(石油)を次世代に温存する事ができます。これが「日本油田化プロジェクト」です。
軽油に比べて、D・OiLは植物系廃食油を原料として製造されたクリーンなディーゼル代替燃料で、黒煙、SOx、NOxも削減され、環境保全に寄与するやさしいエネルギーなのです。D・OiLの排気ガスからはかすかに天ぷらのにおいがします。
Q.環境関連の会社を立ち上げたきっかけを教えてください。

立川さん(以下T)
父が大学でダイオキシンやPCBの研究を、母は食品添加物や有機野菜を取り上げる活動をしていましたので、子どもの頃から環境への意識は高かったと思います。会社を設立するまでの14年間は銀行に勤めていまして、環境への取り組みを行っている会社も数多く訪問しました。そのような中で、自分なりの事業を展開できればと思ったのがきっかけです。

Q.どのように使用済み天ぷら油を回収しているのですか?

T.飲食店やホテルなどの事業所のほか、一般市民の方にも協力していただきたいと思い、スーパーやコンビニにも回収BOXを設置しています。(回収BOX設置場所についてはコチラ)それぞれのお店や会社を一軒一軒、回収に伺っています。
私たちの会社では、お客様に代金をお支払いして廃食油を買い取らせていただいています。廃食油はリサイクル可能で価値があるものだということを皆さんにも知ってもらいたいのです。そして回収した廃食油によるバイオディーゼル燃料は事業所などに販売しています。一般のディーゼル車で使えます。現在、松山市のゴミ収集車やスーパーの配送車などで利用されていますが、もちろん市民の方への販売も可能です。回収・販売ともに、今後もっともっとネットワークを広げていきたいですね。

Q.会社のモットーを教えてください。

T.当社の掲げているスローガンは“エコノミーにエコロジーを”です。 エコというと地球的なメリットばかりを考えてしまいますが、「お得」とか「楽しい」という気持ちも感じてもらいたいと思っています。凝固剤を購入しなくていい上に、エコにも貢献していると思うと気分がいいですよね。また、大人だけでなく、子どもたちにもバイオディーゼル燃料のしくみを知ってもらおうと活動を行っています。自分たちが持ち寄った廃食油を目の前で精製して車を動かすというデモンストレーションでは、子どもたちも楽しんでくれています。教育現場で、ゲーム感覚で学べる機会もどんどんつくっていきたいですね。
5月17日(日)松山城で開催されるライヴ・アースまつやまではエコバイオ(株)も協力。
当日、一般参加者からの期限切れ、または使用済み天ぷら油を受け付けています。天かすはできるだけ取り除き、ペットボトルなどの密閉できる容器に入れてご持参ください。(ラード、オリーブ油、パーム油の一部など燃料化できない油は対象外) あなたの持参した油でイベントの電力がまかなわれます。ご協力、よろしくお願いします!
ラフスタイルでは
ライヴ・アースまつやま2009についても特集しています!
エコに取り組んで楽しいイベントに参加しよう!
 

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