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C 「フェアトレード」という言葉、最近、少しずつ浸透してきていますよね。
O そうですね。「フェアトレードのお店なんですね」と言いながら入ってこられるお客さんもいて、励ましてもらうことがあります。ヨーロッパやアメリカではもうずいぶん前から盛んですが、日本では1970年代以降の動きです。開発途上国の品物はあちこちにありますけど、よくあるのは現地で安く仕入れて、日本で高く売るパターンです。でもこれはフェアではありませんよね。商品の価値に見合った価格で買って売ることが大事で、先進国から途上国へうまくお金がまわる仕組みをつくらなければいけません。途上国で作られた品物を大消費地である先進国で使う、あるいは先進国から途上国に仕事を提供することで、地球全体にお金が回って、世界が健全に生きていくことができるのです。簡単に言えば「お買い物で海外協力」というのがフェアトレードなんですよ。
C フェアトレード商品はどのようなルートで日本に入ってくるのですか?
O フェアトレードの流通ルートは、日本のNGO等が独自に先方のNGOと協力して作っています。計画的、継続的に生産・販売を続けていて、これまでの一般の流通とは全く別のものです。こういった生産活動は、現地の人たちの生活を安定させたり、女性の自立をサポートすることにもつながります。女性の手に職があれば、子どもを学校に通わせることもできますしね。
また、ここ最近、国内でも地域と都会の間のものの流れを活性化させて、地域の生き残りを図ろうとする「コミュニティトレード」という取り組みが始まっています。
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