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お話をきかせていただいたのは

佐田 悟さん
sada satoru


1948.5.26生まれ
ベーカリーショップ ウエスタン オーナー
パン創り体験工房 木地の里 オーナー
愛媛マイスター

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略歴
22 歳の時にパンづくりをはじめる。ハンバーガーが日本に入ってきた頃、愛媛初のハンバーガーショップを開く。その後、独学でパンづくりを学び、 1972 年、「ベーカリーショップ ウエスタン」(松山市三番町)をオープン。そして 2005 年 5 月、週末限定で自然の中で自家培養のぶどう酵母でパンづくり体験ができる「パン創り体験工房 木地の里」(今治市玉川町)を開き、週末は夫婦でスローライフを送っている。
また、愛媛県職業能力開発協会が実施する技術検定の指導員としての活躍などが認められ、パン職人としては初めてとなる愛媛マイスターにも認定された。



「パン創り体験工房 木地の里」は、松山から今治へ向かう国道317号、水ヶ峠トンネルを抜けて少し行った坂道を登ったところにあります。緑いっぱいの自然の中に建つログハウス、のぼりが出ていればオープンのサイン。マイスターの佐田さんは、平日は松山の「ベーカリーショップ ウエスタン」でパンをつくり、週末はこの工房でパンづくり体験教室を開きながらのんびりとした時間を過ごしています。


Chiho(以下C)
この場所に工房をつくったきっかけを教えてください。

佐田(以下S) 田舎暮らしがしたいと思っていたんです。山の中や海の近く、いろいろ探していたんですが、最終的にはここに決めました。空気もおいしいし、鳥のさえずりも聞こえるし、夜は満天の星空を眺めながらログハウスにつくった露天風呂に入っています。平日は忙しいので、いつも週末はここでリフレッシュしています。



C 街とこの工房では、パンづくりにも違いは出ますか?

S 材料は一緒ですけど、おいしい水と空気のおかげで味も違いますよ。実はここの水はパンと相性がいいんですよ。天然水を使っているんですが、硬水と軟水の間のちょうどパンづくりに適した水なので、ボリューム感が出て、さらに味に丸みが出ておいしくなるんです。
それにここでは自分のペースで作れるのがいいですね。街ではどうしてもお客さんのペースに合わせて作ることになりますから。


C 体験教室を開こうと思った理由を教えてください。

S 社会に恩返ししたいという気持ちからでしょうか。本当にいいもの、価値あるものを作ってお客さんに喜んでもらいたいと思って、これまでお客さんの声に耳を傾けながら、成長させてもらいました。ものづくりは愛情が入っていないとできません。私はこの仕事を天性の仕事としてやっていきたいと思っていますから、みなさんにもパンづくりの楽しさを知ってもらいたいなと。私自身も楽しんでやっていますよ。


C 体験したお客さんの反応はいかがですか?

S リピーターが多いので、喜んでもらっているんだと思います。自分で作って食べると、違う味に感じるものなんですよ。天然水を使って生地からパンづくりをして、焼きたてのパンを、みんなで一緒に食べる・・・知らない人同士もすぐに打ちとけていますね。この場所を通じて、人の輪がどんどん広がっていくのをみるとうれしくなります。ログハウスの中や庭で、自分の家のようにくつろいでいる人も多いですよ。
 
C 佐田さんがスローライフを送っているのは?

S 人間らしい生活をして生きていきたいという思いからです。地球の歴史から考えると、人生はたったの100年、あせらずに行こうという気持ちになります。悩みがあっても前向きに考えることで、いい考えが浮かんでくるものです。最近、時間や数字に追われ、疲れている人が多いですけど、そういう人にこそ、この場所に来てほしいです。心のゆとりから生まれるものはたくさんあると思いますよ。

佐田さんの、わたしにとってロハスとは
人間らしい生活をして、生きていくこと。

ありがとうございました。

  writing:chiho

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