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お話をきかせていただいたのは

加地 美奈子さん
kaji minako


haruオーナー

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略歴
韓国で日本語教師として充実した日々を送る。帰国後、天然酵母のパン作り教室のチラシをふと目にして気軽な気持ちで教室に通いはじめる。 その後、製品化された天然酵母ではなく自家製の天然酵母という存在を知り独学で酵母作りを始める。 そこからは酵母と寝起きする実験のような日々・・・。
そしてついに安定した酵母作りを習得し、昨年6月にパン工房を自宅の一角に設け、「haru」がオープン。
すべての材料にこだわった体にやさしいパンは大人だけでなくちいさな子供にまで愛されている。





うっかりすると見過ごしてしまいそうなちいさなお店。
ちいさな看板、ちいさな入り口。
ガラスの引き戸をあけると、ショーケースに並ぶパンたち
そこはパンをつくる工房であり、お店なのだ。
ぴかぴかつるつるのお肌で、一人パン作りをしている加地さんの顔はまぶしい。
天然酵母の生きるパワーでどっしりと重たく、甘くてふわふわやわらかいだけのパンにはない、大事なことがたくさんつまった噛みしめるほどに味があるharuさんのパンの秘密をお聞きしました。

Q1そもそも天然酵母とは?

果物や穀物などに付着する菌から、自然に発酵させた酵母のことです。
果物は熟してくると、アルコールのような匂いがしてきますよね。
例えばバナナは、甘くなって、皮は黒く、中身はやわらかくなってきます。
これはまわりの菌とバナナ自体の糖分が発酵したということなんです。
つまり熟す=発酵という自然の力を利用したのが天然酵母で、
果物や穀物自体が健康に育ったものでないと、力のある酵母が出来ないんですよー。
自然の力って不思議ですね。

Q2.天然酵母でパンを作るのは、大変難しいと聞きました。実際どうですか?

ハルのパンはオーガニックレーズンから起こした自家製の酵母だけを使っています。
自家製酵母を起こすのに5日から一週間、その酵母に水を与えて2〜3日してからパンに使います。
時間がかかるので、たくさんは作れませんが、安全で心配のないパンです。
イーストのパンにはない自然な味わいと、噛みごたえを楽しめます。
また材料も国産小麦や西条のうちぬきの水などを使い、安心して食べていただけるパンを作っています。

Q3.天然酵母のパンに出会うまでのことを聞かせてください。

共働きで忙しかった母は、それでも決して食べることに手をぬかない人だったんです。
だから小さい頃から、ジャンクフードとはあまり縁がなく育ってきたと思います。
自然食だけにこだわることはしていませんが、人工的なものがおいしいとは感じませんね。
ある時、どうしても仕事をやめて実家に戻らないといけなくなり、その時に天然酵母のパン教室があるのを知って、通いました。
そこで作ったパンがほんとうにおいしくて、自分でも作るようになりました。
いまでは、当たり前においしいものを食べさせてくれた母に感謝しています。


Q4.とっても大げさな質問ですが・・・、パンを通して伝えていきたいことって、なんでしょう?

いえいえ、そんな、ただ好きなことをしているだけなので・・・恥ずかしいですが・・・
当たり前ですが、食べることって大事ですよね。体って食べるものから出来ているわけですから。
それにおいしいものが分からないというのは悲しいでしょう?
そんなことを自然とやっていけたらいいですね。

haruさんの、わたしにとってロハスとは
「大げさではなく、当たり前なことをしているだけ」

火曜日/ 全粒粉のカンパーニュ・金時あんぱん・シナモンロール・牛乳パン・ぶどうパン・ヨーグルトパン
水曜日/ ふどう食パン・黒糖ロール・プチパン(プレーン・紅茶)うずまきあんぱん・やわらかロール
木曜日/ カンパーニュ・黒糖食パン・くるみぱん・金時あんぱん・シナモンロール
金曜日/ カレンツ&ライ麦ぱん・ぶどう食パン・うずまきあんぱん・やわらかロール・ごまパン・牛乳パン
土曜日/ ライ麦パン・金時アンパン・うずまきあんぱん・黒こしょうとひまわりの種のパン・ベーグル・レモンパン
※食パンは毎日焼きます。

ありがとうございました。

  writing:ゆかりなでしこ

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