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  鶴見 恵子さん

  今回のテーマ
 
生きていくために
そんなにたくさんのモノはいりません。

   
 


栃木県出身。
26年間知的障害養護学校に勤務後、夫の転勤に伴い平成13年から愛媛県東温市(旧川内町)の森を背にした棚田に転居、未来型循環自給を目指した生活を開始する。
「千年の森をつくる」植林、棚田で子供たちとの自然体験教育、炭焼きなど幅広く活動を行っている。

 

  ―標高520m。森を背後に従えて、眼下に広がる棚田に青々と茂る稲穂、ぽつんぽつんと見える農家…。
自然と人が一体になって生活している素晴らしい風景を眺めながらお話をお伺いさせていただきました。
 

 

カズハ:鶴見さんは千葉からこちらに移転されてきたんですよね。
都会から来られる方にとってはかなり田舎で不便なところのような気がするのですが…


鶴見さん:千葉にいたころから「千年の森をつくる」活動をしていました。
愛媛でも活動を続けたくて、森の近くで自給自足のできる環境を探して今の場所を見つけたんです。
空港からたった33km、松山市内まで約40分、こんな近くにこんな自然が残っているところがあるんです。全然不便じゃないですよ。

 

 

カズハ:自給自足!あこがれます。
実際にはどの程度自給自足なんですか?

鶴見さん:お米は自給自足以上になりました。
野菜は…田んぼの世話が忙しくて種まきの時期を逃したりして(笑)
でもほとんど自給できてますよ。

 

 

カズハ:私も田舎育ちで、田んぼや畑の仕事って覚えてます。すごく懐かしくって、自然と一緒に生きてたって感じがしました。


鶴見さん:今、そういう体験をする場所がなくなってて、田舎暮らしを懐かしいとか、素晴らしいとか思うことができなくなってきてるんですよね。実際自分でやってみない想像もできないと思いますし。


カズハ:そうですね。
最近は便利になった反面、大事なことを忘れかけてるって気がします。

 

 

鶴見さん:お米や野菜を無農薬有機栽培で作って、炭を焼いて、森を育てて…。水は山の湧き水を利用しているから、排水も汚さないように気をつけてます。

合成洗剤は使わない、油汚れは布で拭き取ってから洗う、シャンプーもお塩と酢だけです。薪でお風呂も焚いてますし、発電は、将来的には水力発電も考えたりしてます。


カズハ:便利なだけが生活じゃないんですね。
鶴見さんのお話からは「豊かな生活」が
感じられます。

 

 

鶴見さん:やってみたら「あら、こんなに簡単なっだったの?」って思うことがきっとたくさんありますよ。生きていくためにはそんなにたくさんの道具っていらないですから。


カズハ:そうですね。
まずは遠目に眺めてるだけではなくって実際に体験してみなければ、ですよね。

 

 

鶴見さん:自然体験教室では大人も子供も一緒になって喜んでもらってますよ。


カズハ:ぜひラフスタイル向けの体験教室も企画しましょう!鶴見さん:ええ、その時にはぜひ。
でも大人向けの体験教室は力作業もありますよ〜(笑)




―インタビューの日は猛暑でしたが、鶴見さん邸は涼しい風が入ってクーラーなんて要りませんでした。
賑やかな蝉、のんびりしたカラスの声、虫の羽音、せせらぎの音、その他には何も聞こえない…。
ほんの1時間ばかりのインタビューでしたが、心が癒されるような、満たされるような、そんな素敵な時間を過ごさせていただきました。−

 

 
鶴見さんの、わたしにとってロハスとは
自然と一緒に、人間らしく生きること。
 
 

   
 

千年の森をつくる会 事務局
愛媛県東温市井内甲915-2
TEL 098-966-6251

http:://www.1000-mori.jp/index.html


  writing:kazuha

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