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きものをまとう。花を生ける。お茶を点てる。芸能を楽しむ。
四季のうつろいや年中行事にこころを傾ける。
それって新鮮な喜びと驚きに満ちた和の冒険なのだ!
三十路の手習いのおとぼけぶりを乞うご期待!
 
 
 ■仕立てる帯はコチラ
 
 

叔母にいただいた亡き祖母の帯の反物。
「かわい〜い!」お花畑に蝶々が舞う柄に
胸キュン。一念発起!


いざ帯仕立てに挑戦するのだぁ!!

1.まずは裏側の生地選び
帯の柄や素材を生かすために選んだのは、
無地の古い帯。昼夜帯(※1)を作ります!
アンティークの雰囲気も感じられて、出来
上がりを想像してニヤニヤ♪
 
無地の帯をほどくと、帯の芯もでて
きました(右下)
これを帯芯に使うことに。
 
  【昼夜帯(ちゅうやおび)】とは・・・
表と裏に違う布を使用し、芯を入れて縫い合わせた帯のこと。
もともとは、黒繻子(くろしゅす)に白裏をつけた帯のことを指していた。
昼と夜が合わさっている、という意味で昼夜帯と呼ばれている。
 
2.裏生地を裁断
 

裏と表の帯地の幅を揃えて裁断します。
和裁でマーキングをするときに使うのはコテ!

※コテは熱くなるので要注意!

 

下敷きに使ったのは、コテ台。
広げると長くなるコテ台の裏は着物の
裁断が解説されているという便利帳!
いざ、コテのしるしをみながら裁断 
取り返しがつかない作業なので緊張し
ます(汗)
 
3. 運針の練習
  【運針】とは・・・中指の指ぬきに針を当てて縫う和裁の縫い方
針の持ち方の基本はこんな感じです。
・左手で布を上下に動かしながら針を進めていきます。
 
・そしてある程度進んだら、布をしごきます。
 
和裁を始める時、最初に練習するのが運針です。
ゆかりなでしこは初挑戦だったので、かなり苦戦しました(涙)
約2日間練習した後、やっと帯そのものを縫い始めました。
 
4. 運針で2枚の帯生地を縫い合わせます
中表(表を内側にして、2枚の布を重ねる)にした2枚の帯の端から
約2cmのところにマチ針をうちます。

 

マチ針を目印に約0.5mm幅(あくまでも理想)
で波縫いします。

 

運針していると不思議と心が落ち着く〜。
京都あたりでは、授業の前に運針をさせる小学校も
あるとか! 

 
下記のように波縫いが完成! 
5.被(きせ)をかけ、芯をいれます
  【被(きせ)をかける】とは・・縫い目よりやや内側に折り曲げアイロンをかけること。
 
帯生地と同じ幅に芯を縫いつけていきます。
 
 
縫い目は遊びを持たせることが大切!
 
6.垂れを閉じます
 
ひっくりかえして、アイロンでヨレをしっかりと伸ばし、
両端を折り込んで、ちどりぐけします。(ここも難関でした)
 
↑これは先生の縫ったほう。   ↑こちらがゆかりなでしこ作。
その差は歴然っ!
 
7.仕上げに「しのび縫い」をします
 
 
  【しのび縫い】とは・・・縫い目が落ち着くよう
に、表に響かないように細工すること。
「しのび」という響きにドキッ!
最後はアイロンをして完成〜!!でけた〜っ!
 
 

   

■感想

うれしか〜!初めての挑戦だった帯の仕立て。技術的にはまだまだ未熟だけど出来上がりにはとても満足!自分の一人の力ではなくて、たくさんの縁がつむいで完成したこの帯。
運針を一から教えてくれた和裁士の友人、
帯仕立てのプロの先生、そして帯の反物を
大切に保管してくれていた叔母、そしてこの
帯を締めていたであろう祖母。
こうやって時代を超えて受け継がれていく
歴史の一ページを刻めたことに感謝ばい。
大事に大事にさせていただきます♪

 

 

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