Chiho(以下、C)
「ジャパハリネット解散後、早速ソロ活動を展開しているようですね。」
城戸さん(以下K)
「気が付いたらギターを触ってしまうんです。音楽しかやることがないんですよね。」
C
「バンドとソロの違い、感じていますか?」
K
「率直にもどかしいです。バンドをやっていた時の感覚でソロになったので。単純に音楽を奏でるのは同じなんです。でも、スポーツの陸上でいうと種目が違う感じですかね。より、しっかりと腰を据えて歌わないといけないなと感じています。バンドだとメンバーと高ぶった感情を共有できるんですけど、ソロではステージに立てば僕とギターと2人っきり。心細さやもどかしさを感じつつも、ゾクゾクする感覚です。」
C
「そもそも健次郎さんが音楽の世界に興味を持ったのはいつ頃だったんですか?」 K
「高校時代、ブルーハーツや長渕剛さん、さだまさしさんが好きだったんです。音楽が好きというよりその人が好きという感じです。カラオケにも入っていないマイナーな曲を歌いたくてギターを弾き始めたんです。それでひとりでもくもくと歌い始めると誰かに聴いてもらいたくなって、友達の前で歌い始め、近所の駅で歌い始めて・・・というふうに広がっていったんですね。歌い始めてもうすぐ10年経ちます。」 |

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C「健次郎さんにとって歌とは、どういうものですか?」
K「自分の中にある大切なものを歌にするというか、言葉にならないものがあるから歌にするんです。年齢や男女を超えられるのが音楽なんですよね。会話が弾まなくても音楽で盛り上がれることもあるし、時空を超えた世界にも行ける。いろんな人と共有できる音楽って改めてすごいと思います。と言っても、ライブの一体感を求めてばかりじゃダメなんです。お客さんの反応を見ていいライブだったと思っていた時期もあったけど、それだけでは何か根本的なものが抜けているんですよね。今は、自分からどんなエネルギーが出ているかが大事なのかなと思っています。なので、自分でこういう歌を歌おう、こういう空気をつくろうと思ってステージに立っています。スポーツ選手が試合後に次につながる試合ができてよかったっていうコメント、言っていますよね。その気持ち、昔は全く分からなかったけど、今はなんとなく理解できるような気がしてます。1回1回のライブは勝負だけど完成品を披露する場ではない。みんなと歌えるのが楽しいから、好きだから歌うんです。」
C 「曲づくりはどうですか?」
K「壁にはすぐにぶつかっていますよ。これもバンド時代にはよく分からなかった感覚です。でも、できないことには何か理由があって、煮詰まっている時は自分としっかり対話しています。心が動いた時に曲ができる、最近になって曲は授かりものなんだって気付きました。」
C 「今後はどこを拠点に活動していく予定ですか?」
K「拠点はどこでもいいんです。最終的に、ふるさとは日本ですと言えるといいかな。生まれ育った北九州もふるさとだし、自分を歌い手として育ててくれた松山もふるさと。お世話になった人や土地のことは忘れることはないです。それがあるから今があるんだと思っています。今、FM高知でラジオ番組を担当しているんですが、それもライブのステージにつながればいいなと。自分が尊敬する歌手って話も上手なんですよ。トークも歌もできる歌い手になるのが目標です。」
C 「どうもありがとうございました。」 |
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