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ステキな人にいっぱい出会っていろんな事を勉強させて頂きたい!!
そんな想いを抱いて、ライターchihoが愛媛を中心に
いろんなステキな人をインタビュー連載します!!
「えひめであいましょう」、
今回は、一級建築士事務所SUEP.(スープ)の末光弘和さんです。
昨年11月23日〜12月2日の期間、松山市畑寺のshare space HATADERAで、“DESIGN × CAFE”vol.1 末光弘和+末光陽子/ SUEP.展が開催されました。カフェという身近な空間で、ひとりでも多くの人に建築に興味を持ってもらいたいという思いで行われた「カフェと建築のコラボイベント」。ギャラリーでの建築模型の展示のほか、室内のカフェ空間に本物の芝生を敷きつめるというユニークな試みもありました。本来自然が持っている快適性を建築の空間に取り入れながら自然と建築の新しい関係を築いていこうとしているSUEP.の取り組みについて、末光さんが手がけた「松山の住宅(2005年10月竣工)」で伺いました。



1976年 愛媛県松山市生まれ
1999年 東京大学工学部建築学科卒業
2001年 東京大学大学院修了
2001-2006年 伊東豊雄建築設計事務所
2007年- SUEP.
1974年 福岡県八女市生まれ
1997年 広島大学建築学科卒業
1997-2003年 佐藤総合計画
2004年-  SUEP.

SUEP.のHP→http://www.suep.jp/



Chiho(以下、C)
「松山の住宅、とてもユニークな形の建物ですね。外観はもちろんですが、部屋の中に入ってビックリ!ものすごく広くてゆるやかな曲面のベランダ、いや、デッキがあるんです。子どもたちが走り回れそうなスペースですね。リビングとデッキを仕切る窓のラインも曲線ですし、テーブルもクッションも曲線、やわらかい印象です。」

末光弘和さん(以下、S)
「曲線だと風の流れが生まれるんですよ。建築というと四角い箱が一般的ですけど、SUEP.では“こうじゃなければいけない”という概念を取り外して、自然界の植物を参考にしてつくっているんです。最近、省エネ住宅という言葉をよく聞きますよね。でも、環境にやさしいと言われれば言われるほど建物の壁は厚くなって、外部や自然との関係が薄れてしまっているんです。公園の芝生の上でゴロゴロしたり、木漏れ日を感じたり・・・。“自然の中で味わう感覚を建物の中でも感じてもらいたい”そんな思いでつくっています。」


C「確かにこの空間、外にいるのと同じような気持ちです。大きな窓から風や光が入ってきて心地いいですし、カーテンの模様が白い壁に映っているのもおしゃれです。私たちが座っている場所からは部屋全体が見渡せて、眺めもいいですね。」

S「家族が別の部屋にいながらも、お互いを感じられるような空間にしました。今、座っている掘りごたつもいいでしょう。デッキ部分にもあって、外で食事をしたり、遊んだり。施主さんの実家に掘りごたつがあったのがきっかけですが、家族がバラバラになりがちな今の社会だからこそ、人が集まるコミュニケーションスペースって大事だと思います。」


C 「今は東京を拠点に活躍されていますが、全国いろいろなところでSUEP.のプロジェクトが進行しているようですね。」

S
「依頼があって、自分たちのフィーリングを理解してくださる方がいればどこにでも行きます。1回1回違う施主さんで、1回1回が勝負なんです。いい出会いがありますし、飛び回っている方が生きている心地がします。伊東豊雄事務所時代は海外部隊だったので、文化も考え方も違う現地の人たちとコミュニケーションを取りながら、携わってきました。ある国では街で最大のショッピングセンターをつくりました。大きな仕事になると建物という枠だけでなく、街を変えていくことにもつながるので、大変でしたけどやりがいはありました。いいものがつくれるならば、地球の裏側でも行きますよ。」


C「今回、行われたカフェと建築のコラボイベント、建築になじみのない人にとっても楽しめるものだったと思います。ギャラリースペースではSUEP.が手がけているプロジェクトを建築模型やパネルで展示し、室内に芝生を敷きつめたカフェスペースでは土や緑の匂いを感じながらコーヒーやスイーツをいただいてゆったりとした時間が過ごせました。“室内に芝生”という発想は末光さんのアイデアだったそうですね。」

S「屋外での気持ちよさを室内でも味わえるといいですよね。人間は自然の中にいる時が一番リラックスできる環境だと思うので、その自然な状態を建築にも取り入れたいなと。何でも、こんなのがあったらいいんじゃないかなという遊びの心から生まれるんだと思うんです。それに人との出会いでも新しいものが生まれてきます。そういう意味でも今後はいろいろな分野の人たちと、例えば、デザインや映画、音楽をやっている人たちとも一緒に楽しいイベントができればと思っています。」




■インタビューを終えて…
木漏れ日、そよ風のやさしさ、土や緑の匂い・・・、末光さんとお話していると自然の中の情景が目に浮かぶようでした。人、自然、建築がうまく溶け合った「本当にいいものをつくりたい」という末光さんたちSUEP.のピュアな心に共感したプロジェクトは、現在、さまざまな街で展開されています。今後のご活躍が楽しみです!なお、今回お邪魔した松山の住宅、2月7日発売の雑誌『モダンリビング』でも紹介されています。SUEP.について詳しくはHPをご覧ください。
HP→http://www.suep.jp/

また、今回イベントが行われたshare space HATADERAは、カフェ、ギャラリー、イベントなどさまざまな企画を実現できる空間となっています。興味のある方はチェックしてみてくださいね。
→詳しくはこちら

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