Chiho(以下、C)
「素晴らしいライブ、ありがとうございました♪海の近くでの愛媛初ライブ、いかがでしたか?」
松田美緒さん(以下、M)
「最高でした!!お客さんがピュアで温かくて、心に受け止めてくれているような感じがしました。」

C「松田美緒さんの音楽の世界って、これまでにない独特のものですよね。異国情緒漂う歌もあれば、日本の昔の歌も歌って、国もジャンルも何の垣根もないように感じます。音楽との出会いはいつだったのですか?」
M「物心ついた時にはもう歌っていました。秋田生まれなんですけど、小学校までの4キロの道のりを歩きながら、その時に感じたことなどを歌っていた思い出があります。高校時代はバンドもしていました。でも今のスタイルは、大学に入って日系ブラジル人の友達と出会ってからです。ファドのCDを聴いたときに衝撃を受けて、瞬間瞬間で変わっていく心を歌っていきたいと思ったんです。 |
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C「ファド(ポルトガルの民族歌謡)ってなんとも言えない味わいのある音楽ですよね。ポルトガルで、本場のファドも学んだそうですが。」
M「いろいろな音楽文化がありますけど、私はそのバックグラウンドを見てみたいと思いました。言葉のリズムは、庶民の人に教えてもらいました。現地では、お店で普通に働いている女性がエプロンをはずしてさっと舞台に立つと、素晴らしい歌を届けてくれる、そういうのが当たり前の世界なんです。歌うことは自分のことを伝えられる普遍的な行いで、世界中、音楽で通じ合えるんですよね。」 |
C「ジョアン・リラさんとの出会いはどのようなものだったのですか?」
M「彼は、テクニックはもちろん天才的巨匠ですが、人柄は素朴でオープンな方です。2ndアルバム『ピタンガ!』の録音の時に出会い、今年7月、巨匠クリストーヴァン・バストスとともに3rdアルバム『Asas(アザス)』をプロデュースしてくれることになりました。彼のおかげで自分の音楽ベースができたし、時空も超えられたと感じています。」

C「新作『Asas』にはブラジルと日本の歌が一緒に収録されています。日本の歌というのは意外だったのですが、いい歌ばかりですよね。」
M「私よりも一世代、二世代上の人たちにとって懐かしい歌なんですけど、すごくピュアなんです。私は日本の愛の歌が好きです。ポルトガルやブラジル、その他にもいろいろな国を旅しましたが、海外にいると自分のアイデンティティーって何だろうって考えるんです。その時、改めて自分のルーツは日本なんだって実感します。世界にはさまざまな文化や歴史を背負った人がいますけど、人間という核の部分でつながりたいです。内にも外にも目を向けて、さらに自分を磨いてジャンルを超えたいい歌を歌っていきたいと思っています。」 |
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