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熊本幹子さん(発案者)
「職場が額縁を作っている工房で、毎年開催する額展に合わせて、6月12日の恋人の日に何かできないかなってみんなで話していたんです。当初は、街行くカップルの写真をたくさん集めようという内容だったのが、いつの間にかカメラを旅させることになって、リレー形式で大切な人の写真を集めるという企画に発展していったんです。」
C「最初は何台のカメラでスタートしたのですか?」
熊本さん
「工房スタッフ6人がカメラの第一走者となって、80台のカメラを送り出しました。そのうち、65台のカメラが帰還して、938枚の大切な人の写真が集まりました。そして昨年は、アートNPOカコア主催『三津浜回遊編プロジェクト』のひとつとして、『たいせつ人フォトリレー三津から』を旧池田商店で行いました。その時は、95台のカメラが三津を出発して、74台が帰還、1300枚の写真が集まりました。過去2回の回収率は80%です。人から人へとカメラを託していく途中で、止まってしまったり、なくしてしまうこともありますけど、カメラが回る過程そのものに意味をもつアート作品だと思ってもらえればと思っています。」
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