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ステキな人にいっぱい出会っていろんな事を勉強させて頂きたい!!
そんな想いを抱いて、ライターchihoが愛媛を中心に
いろんなステキな人をインタビュー連載します!!
「えひめであいましょう」、今回は、「風雅フリプチ」のみなさんです!
最近、変わった使い切りカメラが自分のところにまわってきたという人はいませんか?
実は、風雅フリプチのメンバーが中心になって現在行っているのが「たいせつ人フォトリレー愛媛から」。使い切りカメラで自分にとっての「大切な人」を撮影してリレー形式で回すというプロジェクトです。現在、333台のカメラが旅に出ていて、その撮影された写真は集められ、11月23日(金)〜25日(日)の期間中、愛媛県美術館新館1階ロビーで展示されます。すべてのカメラが回収されると数千枚もの大切な人の写真が展示、そしてその写真を撮影者が持ち帰り、展示会場から徐々になくなっていくというダイナミックなプロジェクト!!企画からカメラの旅路、展示、写真がすべてなくなるまでのプロセスすべてを作品としています。その舞台裏に迫ってみました。



フリプチはフォトリレープロジェクトチームの略で、松山市のオリジナル額縁工房「額師 風雅」のメンバーにて結成。メンバーは(写真左から)、熊本幹子さん、宮崎仁彦さん、風雅さん、林千愛里さん、山本智子さん、渡辺幸子さん。2005年「第一回たいせつ人フォトリレー」をギャラリーリブアートにて開催。2006年アートNPOカコア主催「たいせつ人フォトリレー三津から」を旧池田商店にて開催。そして3回目の今回は、アートNPOカコアと松山大学フォトリレーゼミナールも加わり、2007 たいせつ人フォトリレー実行委員会を結成して活動中。



Chiho(以下C)

「実は私、フォトリレーの参加は今回で3回目なんです。第一回は2005年の春ごろにカメラを回し始めて、6月に展示が行われたように記憶しているのですが、もともと何がきっかけでスタートしたのですか?」


熊本幹子さん(発案者)
「職場が額縁を作っている工房で、毎年開催する額展に合わせて、6月12日の恋人の日に何かできないかなってみんなで話していたんです。当初は、街行くカップルの写真をたくさん集めようという内容だったのが、いつの間にかカメラを旅させることになって、リレー形式で大切な人の写真を集めるという企画に発展していったんです。」

C
「最初は何台のカメラでスタートしたのですか?」

熊本さん
「工房スタッフ6人がカメラの第一走者となって、80台のカメラを送り出しました。そのうち、65台のカメラが帰還して、938枚の大切な人の写真が集まりました。そして昨年は、アートNPOカコア主催『三津浜回遊編プロジェクト』のひとつとして、『たいせつ人フォトリレー三津から』を旧池田商店で行いました。その時は、95台のカメラが三津を出発して、74台が帰還、1300枚の写真が集まりました。過去2回の回収率は80%です。人から人へとカメラを託していく途中で、止まってしまったり、なくしてしまうこともありますけど、カメラが回る過程そのものに意味をもつアート作品だと思ってもらえればと思っています。」


C 「そして今回は333台のカメラが旅立ちました。一気に規模が大きくなりましたよ ね。」

風雅さん
「松山大学の学生さんやアートNPOカコアからもアプローチがあって、2007 たいせつ人フォトリレー実行委員会を発足したんです。もっと広げていきたいという思いもありましたから。そして今回はチーム制にして、それぞれのチームに委ねることにしました。これまでの参加者は、走者=カメラの回し手としてリレーに関わっていたのですが、今回は「まるごと体感」がキーワードです。チームを作るには、10個以上のカメラを回すことができ、さらにカメラの出発、回収から現像までを行ってもらう、という条件がありました。それにもかかわらず、たくさんの人が参加してくれたことに本当に感謝しています。」

C「カメラ1台1台にキャラクターがついているのもおもしろいですよね。キャラクター作家の林さん、333種類も考えるのは大変だったんじゃないですか?」

林千愛里さん(キャラクター作家)
「数はそれほど大変ではなかったんですけど、似顔絵やカメラのイメージをつかみにくかったですね。これまでは自由に描いていたけど、今回はチームごとの特色を活かしたオリジナルキャラを創るということだったので。でも自分の好きな人間ウォッチングを活かせるので、苦労というより、楽しかったですよ。多いときでは1日30種類、描いていましたね。朝起きてから夜寝るまで、右脳も左脳もフル回転で創り上げました。だから1台1台のカメラにものすごく愛着が持てました。」


C「もうそろそろカメラも帰還して、現像作業に入っているチームもあると思います。今年はすごい枚数の大切な人の写真が集まるんでしょうね。」

風雅さん
「これまでは自分の工房にカメラが戻って来ていたけど、今回はチームの代表者の元へと戻っていくので余計にドキドキしてます。昨年とは違う、新しい気持ちですね。いつの間にか、自分たち=フリプチのメンバーが、たいせつ人フォトリレーのファンになっているみたいです。大切な人を撮影するときに、“あなたは私にとって大切な人です”って伝えてくださいと、説明書に書いているんですけど、なかなか言えないものですよね。自分の奥さんには、まだ面と向かって言えてないです。あと何回くらいで言えるかな〜って、自分が一番フォトリレーを楽しみにしているのかもしれないですね。」

C「きっと、毎年、楽しみにしている人もいると思うんですが、来年はどうなるんでしょうか?」

風雅さん
「毎年、新しい出会いがあるので、同じことはやりたくないですね。来年からは、このフォトリレー自体をリレーしたいと考えています。風雅フリプチがリレーするのではなく、どこかの団体に委ねて、フリプチは一つのチームとして参加するのもいいかなと。自分たちが抱えるには限界があるけど、プロジェクト自体を誰かに委ねることで、日本中、そして世界に広がっていく可能性も出てきます。プロジェクトが旅に出て、成長していく様子を見守りたいです。そして、いつか世界のどこかの街で行われているたいせつ人フォトリレーの展覧会に、1枚の写真引換券を持って出かけるのが、僕の夢です。」



■インタビューを終えて
私にとっての「たいせつ人フォトリレー」は、自分にとっての大切な人を考えるきっかけになったり、普段なかなか言えない気持ちを伝える勇気を与えてくれたりと、毎回、楽しみにしています♪
今回、ラフスタイルのメンバーも参加していて、ラフィットキャラのラフスタイルカメラマンも旅に出ています。「たいせつ人フォトリレー愛媛から展覧会」は、愛媛県美術館新館1階ロビーで11月23日(金)12:00〜18:30、24(土)25日(日)9:40〜18:30まで行われます。ぜひ、お出かけください!

「たいせつ人フォトリレー中継」
http://taisetsu-bito.ameblo.jp/taisetsu-bito/theme-10000340135.html

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Writing : Chiho
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