第3回 瓦の手間ひま 〜こうやって作りよるんでぇ!〜


今回は瓦を作りよる所をコッソリ教えるんやけど〜!

ちょっとその前に、大事な材料の粘土の事も教えとこわいな〜♪

粘土は、かなり前から、
香川県の讃岐土70%(粘土)と菊間の五味土30%(山土)の
割合で配合したものを使用しとります!

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右が讃岐土左が五味土
元々は粘土も菊間で取れよったんやけど、それがなくなって、
いろいろ試験した結果、
讃岐の粘土の性質が菊間の粘土と似てたので現在に至ってます。


知らんかったろ〜??
ワザワザ香川まで粘土取りに行きよんで〜!

そして、昔は家の庭で、足で踏んで粘土と五味土を混ぜてたけど(><)
今はさすがに機械で混ぜとります!

・・・と、言っても
家にそんな大きな機械を置けれんので、
何軒かが協同で粘土の配合・成形する所を作りました。

はい!これが、菊間瓦工業協同組合です!

えらい長い名前ですが現在、組合員10名で頑張っています♪


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真空土練機で練った粘土から、
型にあった口金から出る粘土を「荒地」と言いまして、
それを各家に持って帰って、
プレス機にセットして、成形して行きます!
・・・と、ここまでは機械で大体できますが...! 

これから一枚、一枚、手作業で仕上げていきます!
この作業で出来具合が決まるんやけど、
なかなか地道な作業で大変なんよ。

そして、成形するだけが手間ではないんじゃがね〜!
乾燥したら歪むクセを、最初から見越して逆にねじて作ります。 



はい! いきなりですが、ここで瓦クーイズ!!!
何で瓦屋根やと夏涼しく、冬暖かいんでしょ〜〜〜????

いぶし瓦素材には水が通らない程度の空気の気泡があって、
瓦自体が呼吸する...という「調質性」があるんですわ。

また、瓦の下には、空気が通る通気層があって、温度を調整
これで、「夏、涼しく冬、暖かい」というわけ。

瓦って、すごかろ〜〜〜〜〜???


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はい!お待たせしました!!!
最後に菊貞作品の作り方を♪

材料は屋根瓦と同じく、
菊間瓦工業協同組合の真空土練機で混ぜた粘土を使います。

・・・で、今回は特別に、
おいさんが作る作品の中で一番小さい作品の
鬼のお香たて』を作る所を見せましょわい!


まず、粘土を家庭用の計りに25gの重さに分けます。

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できたら石膏の型に押して、背中側を丸く成形して・・・

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型からはずします。

あとは地道に、手作業で眉毛、鼻、目などはすべてこの針でチクチクと...。
左半分も、右と同じように手を動かしてつくっていきます!

 

ここも大きなポイントなのですが・・・

うちのエースの嫁は
型を使わず、初めっから手作業で成形していきます
ですので、まったく同じ物ができない世界に一つの限定品です
その日のご機嫌次第で怖い顔もあるかも(笑)


かわらや菊貞の作品の中で一番、印象が深い作品と言えば...
先程作りかたを見せた『鬼のお香たて&家紋プレート』と
あまちゃづるの苔玉を組み合わせたセット 
作品名 『』 です!

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この苔玉を西予市の苔玉アーティスト・苔久さんに作って頂き、
初めて出品した21世紀えひめの伝統工芸大賞で奨励賞を頂いた作品。 

そしてそれ以来、苔久さんといろいろコラボ作品ができて・・・
苔久さんの紹介でギャラリー3ta2さんところで、企画展に参加させて頂き・・・
3ta2さんを初め、その時にあった土造窯の坂本さんとも今も仲良くさせて頂いて・・・
この作品が縁でたくさんの出会いが生まれた特別な作品ですね〜♪

ちょうどいい具合に
その苔久さんと8月23日(火)〜9月11日(日)から 
瓦と苔とが生み出す『和みの世界』展を西予市の苔筵で開催します! 
苔に似合う瓦のプレートなどを中心に新作を揃えてお待ちしてます♪

次回は、今までの賞を頂いた作品などの紹介を詳しくお知らせしますのでお楽しみに〜♪

かわらものがたり