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28歳、オンナの選択。にんぷちゃん


臨月になったころ、ようやく仕事に区切りをつけ、おうちでのんびり過ごすようになりました。
赤ちゃんの服を揃えたり、ベビーバスをもらってきたり・・・用意は着々。
ハラもどんどんでかくなっていました。

今思えば、最後の検診日・・・

予定日一週間前。
出産日間近の検診ともなると、いつもの超音波だけでなく、おなかに機械(心電図みたいなの)をつけて胎動を計る検査をすることに。
30分くらいだったかなあ。・・・とにかくヒマ!
(ほかのプレママさんが雑誌とか持って検査室に入っていたのに納得・・・)
真っ白な病院の天井を眺めたり、ぼんやりと機械から出てくる計測紙を見ていたら、なーんとなく、一定の間隔で変化があることに気づいた私。
そーいえばちょっとお腹が張ってるなあ。これって、プチ陣痛?
・・・と思いましたが、診察では「まだまだ前陣痛もなさそうだし、予定日は過ぎるでしょうねえ」とのこと。
推定体重も2500グラムいくかいかないか。たしかにちょっと小さいご様子。
一緒に来ていた母とともに
「なーんだ、やっぱり初産は遅れるわねえ」と笑いつつ病院を後にし、注文していたデジカメをカメラ店へとりにいき帰宅。

まさかその日が、明日だなんて・・・誰も予想してなかったのに!





翌日。
仕事から帰って来たダンナちゃん。
食事のあと、睡眠もとらぬまま外出、さらには夜に忘年会へ。
飲み会の多い年末に関わらず、臨月になってからお誘いを断り続けていた立ち会い出産希望のダンナちゃん。しかし、この日は仕事場のいちばん大きな忘年会のためやむなく出席することに。
まあ、予定日より遅れるみたいだし、大丈夫だよねー。
「今日は頼むから産まれてくるなよー」
と、おなかに声をかけて、忘年会へ出陣したのですが・・・


その夜。

わたしは一人で、新しく買ったデジカメをいじりながらお笑い番組を見ていると・・・
なんだか鈍痛が・・・

予定日もまだだし、まさかな・・・と思いながらも、気がつくと時計ばかり見るようになっていました。10分おき・・・5分おき・・・

なんか、痛いぞ。やっぱり!

どんどん、お笑いネタも笑えなくなってきた・・・。

こんなときは経験者に聞け!ということで母に電話。
「大丈夫よ〜、陣痛はもっと痛いけん。」
・・・確かに〜
痛いとはいえ、あの、ドラマとかででてくる妊婦の「うう〜!産まれる〜!」みたいなほどではない。
でもまあ、とりあえず、ダンナちゃんの実家へ電話。心の準備をする。


午後9時すぎ。
あきらかなリズムの鈍痛に怖くなり、病院に電話。
「何時ごろから痛いですか?」
「う〜む、6時くらいからちょっと痛いな、と思ってたんですけど・・・こんな痛いウエイブがやってきたのは、9時すぎくらいです・・・」
と、いまいち真面目な対応ができず(今思えば、はじめての陣痛にテンションがおかしくなってたんだけど)、看護士さん、若干声が怒っていた。すいません。
「いま何分間隔ですか?」
「えっと・・・5分くらいです」
「じゃ、3分間隔になったらまた電話してください。たぶん大丈夫だと思うけど、一応入院の準備とか、しておいてくださいね。」


うお〜!キター!!
にゅういん!

実は私、人生初の入院。産むのは痛そうだしいやだけど、入院はしてみたい。そんな不謹慎な妊婦でした。 ・・・そんなわけで、入院準備バッグを用意して待つ。わくわく。

11時すぎ。ダンナちゃんからの電話。
「あの〜、陣痛がはじまったようなんですが・・・」
と報告するも
「えっと・・・まだ、大丈夫?ちょっと帰れそうにない・・・
とのこと。

・・・な!!(怒)

この時点で猛烈に怒りが込み上げてきたのですが、もう、痛みでその怒りを表現するのもバカバカしくなり、
「あ、そう、産まれそうになったら病院いきますわ・・・」
と一言だけ伝え、電話を切りました。

その後はもう、なにがなんだか。
全然平気→腰が!腰が痛い!!→嘘だったかのように平気→痛い!痛い!
・・・の繰り返し。あーもう、誰か助けて〜。
しかし、そこは私。その最中にも、ちょうど同じくらいの妊婦友達にメール。



・・・余裕あるんだかないんだか、変な妊婦(初産)である・・・

その後も陣痛との戦いは続き・・・
結局「病院きてくださーい!」のお許しがでたのは深夜1時。
ダンナちゃんがへろへろになって帰って来たのを見計らい、病院へ向かったのでした・・・。


  もちろん出陣前の記念撮影は忘れない。アホ妊婦・・・
まだこのころは余裕があった・・・
(photo by 酔っぱらいダンナちゃん)

Note:4【フリーター妊婦、誕生!】
→最終回【感動の対面!にんぷちゃんの卒業式】



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更新日:2006年9月07日
 
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