HOME > ビューティートップ > 男目線のビューティー道Vol.6

ビューティー コスメ・エステ・デトックスetc


更新日:2007年07月16日

モデル 作道泰子さん
メイク 城尾幸延
ヘアと写真と文 矢野竜太

以上モッズヘア松山二番町店





「ぶりっ子」の語源は、1980年代に松田聖子さんが、歌謡大賞を受賞したとき、
喜びで泣きじゃくってるわりには「涙がでてない」彼女の姿に、「かわいこぶりっ子」
という言葉が生まれ、やがて「ぶりっ子」となり、大流行しました。

現代の「ぶりっ子」の意味は少し変化しています。
女性はそんな「ネオぶりっ子」を見てると腹が立つといいます。
どうして?と聞くと、「男の前と女の前では態度が違うから」「媚びてる」からといいます。じゃ、媚びてて、態度が違うとどうして腹が立つの?と聞くと、「わたしはしないから」ふ〜ん・・・・???

あなたはぶりっ子しないのですか?「彼と二人っきりだったらするかも」
あ〜、それは「甘えんぼ」ですよ。媚びてるわけでないもの。
男性からみたぶりっ子は特に悪い気はしません。
「かわいいじゃない。」と。

鼻の下をのばして本性をわかってないバカな男と、ぶりっ子の女に、あわせて怒りがこみ上げるようですね。


でも、男は女性の本性は知らないから、ぶりっ子こそが、「そう!これこそ可愛らしくいじらしい女子たる姿」と、思い込んでる人も少なくありません。

例えば、スカートめくりされたら、「いやん!」とか「キャッ」というリアクションが欲しいのです。

セクハラオヤジもその可憐な、「まいっちんぐマチコ先生」さながらのリアクションを求めてるのです!だからちょっかいを出すのです。なのに無視するのはあまりにもかわいそうです。





そこで、本当に痴漢に遭ったときのリアクション、「キャー!」って言った?って体験者にインタビューしました(取材地は電車通勤の文化が発していないため、痴漢とは、すれ違いざまの犯行や、帰り道での出没のケースです)。

「なにぃ〜!なにぃ〜?(訳:何事!何事?)!」「うわぁ!」「なんだよ!バンッ(痴漢のバイクを蹴飛ばす音)」という声しか出せないのが現実のようです。

もっと日常的な事で、ゴキブリを見つけたらどうかと聞くと、「ゲッ」って言ってしまうようで、「キャー」というアラームは、やはり常にぶりっ子でなければできない「乙女の警報音」なのですね。


あるエピソードで、給湯室で手を洗った男性社員が、食器用ふきんで手を拭いてるのを目撃した女子社員が、恐怖体験でよくある両頬に手をあて、首をすくめて「い、いや〜〜〜〜!」と言えたのも、男性社員がいたからでしょう。それを見てしまったパートのおばちゃんが他の女子に「あの女はただものではない」と言い回ったそうです。

ぶりっ子する理由は、「こっち向かせたい」「かわいく見られたい」「優位に立ちたい」のようですね。





でももっとすごいキャラクターの存在がわかってきたのです!

「道をよく訊かれる」
「子供が寄ってくる」
「年上の同性に可愛がられる」
「オタクっぽい男にばかり惚れられる」
「よく易者に呼び止められる」
「よく外国人の布教活動につかまる」

というような経験ありませんか?
ぼくはなぜだか「公園に住んでる人や明るいのに酔ってる人」に人気があります。
相手も人を見て近寄るはずだから、なにか見えない共感の電波を無意識に交信してるのではないでしょうか。

さらに、
「何かと買い物してたらおまけしてくれる」
「見ず知らずの人にごちそうしてもらった」
「最近オヤジにモテる」

という人たち。

エピソードを聞いていくと、

1 雨が小降りになるまで待っていたら見知らぬ若い男性が「あの、よかったらどうぞ」と傘をくれてその男は立ち去った。
2 魚釣りをしてたら見知らぬおじさんが、「ほい」っておじさんの釣った大物をくれた
3 タクシーのおじさんが料金メーターを止めて2時間ものあいだ桜名所を案内してくれた。



これってなんなのでしょうね?
その人たちの特徴を調べますと、人なつっこく、にこにこして対人上では壁をつくらない人物のようです。

それと、なぜ、おじさんかというと、やはり「与える」のは目上の人が自然だし、異性の方が確率が高いから、目上で異性=おじさんなんですね。
しかし、相手に下心は全くなく、「気分のいい子だからそうした」って感じでしょうか?
「美人」だからとか、「可愛い」からというレベルではないんです。
う〜ん、なんだろうなんだろう・・・「人間的魅力」?もはや男や女を超えた魅力かな?

ボクが師匠に言われたことば
「もし、あなたに人間的魅力があるなら、自然とあなたの周りに人が集まってくるの。でもあなたは休憩中もひとりでいるでしょ?わかる? その姿が、今のあなたそのものなのよ!」

ガクーン・・・





もともと、「自分をこう見せたい」とかの欲は全然なくて、でもなにか(電波)を出してて、それを受信したひとが何かしたくなるのを謙遜せず明るく受け止めてくれて愛嬌たっぷりのリアクションで喜ぶ姿が魅力なのでしょう。

※電波について・・・おじさんが寄って来るタイプの女性は、父親コンプレックス(すごく好きか、すごく嫌い)の人が多いようです。3歳児でもすでに、
「この人はこうすれば喜んでくれる、このおじちゃんはこう振舞えばおまけをくれる」
という計算をちゃんとしてる(その子の母談)そうです。

その学習が、可愛げを磨いてゆき、もう一方で、「こうすれば可愛いと言われる」学習が、ぶりっ子を育んできたのでしょう。

しかし、前者は、相手を気分よくさせる人、ぶりっ子は自分をよく見せようとする人という、決定的な違いにお気づきでしょうか? どちらがシアワセになるでしょう?

くりかえし言いますが、「美人」や「可愛さ」の価値観だけでは魅力は長続きしませんよ!

さぁ、ぶりっ子たちよ!そのもうひとつの知恵を身につけさらなる「ハイブリッコ」めざして進化しようではないか!!


This performer & staff
モデル : 作道泰子さん

メイク: 城尾幸延
ヘアと写真と文 : 矢野竜太

以上モッズヘア松山二番町店

■ライタープロフィール
矢野竜太
松山生まれ 美容師歴24年
モッズヘア 松山二番町店の店長、別ブランド含む4店舗の教育担当「職人」を自負し、少し愛想がないが、活きのいいヘアスタイルと業界の未来作りに打ち込むもうすぐ39ちゃい


 

2007年7月16日更新 Vol.6
ぶりっ子たちへ
緊急停止せよ!

2007年4月15日更新 Vol.5
男と女の社会的、
文化的性差について

2007年3月08日更新 Vol.4
男の2割はショート好き!?
妖精ショートヘアのすすめ

2007年1月27日更新 Vol.3
デコレーションとクリナップ?
男が好きなのは清潔感!!!
 
2006年12月27日更新 Vol.2
オトコもオンナもドキっとさせる
仕掛けは○○○にあり
 
Vol.1
オトコイチコロのお約束。
男目線のヘアスタイリング術
 
 
△カテゴリーTOPへ戻る